中国茶のうつわ。 |
二人でクルマで、益子を8時に出ますということで、こちらには10時半かな、少し迷ったら11時かなと思っていたら、なんと10時には到着してびっくり!油断して用足しに出ていて失礼しました!
東京で先輩たちとのグループ展はあるけれど、ふたり展なんて初めてという豊田さんと大塚さん。梱包を解きつつ、おしゃべりをしながらも緊張と興奮が伝わって、初々しい。いえ、人ごとでなく、わたしも初めてお願いしたふたりだから、ちゃんとお客さまいらしてくれるかな?ふたりにとって、収穫があるといいな、などなど…かなり緊張しています。
今回は、蘭亭さんのお茶淹れをしていただくので、中国茶器も作ってね、と事前にお願いしておいたら、それぞれにとても可愛い茶壺(中国茶のポットのこと)や茶杯ができてきました。

もともと、おままごとみたいな愛らしいうつわなのに、中国茶器だとまるでドールハウス!なんとも可愛い大塚さん。

新しいことにトライできてよかったと、たのしんで作ってくれた豊田さん。「ろくろでこんなに小さなものを作ったのは初めてです」という茶杯もなかなかさまになってます。

中国茶の蘭亭は、もともとは学芸大学の高架下にあったお店。
以前は中国茶を飲む習慣などなかったわたしが、中国茶好きの相棒と一緒になって、住んだ町で出会ったのがこのお店。
「中国茶専門店」と言うと、少し敷居が高い感じがするけれど、八百屋さんや魚屋さんがある市場の一角のこのお店は通りがかりにふらりと寄れて、店主の藤原さんが気さくにあれこれ教えてくれて、旬のお茶を試飲させてくれるから、知識がなくてもいつも美味しいお茶が買えて、重宝していたのです。が、2年あまり前、東横線の高架の耐震工事に伴い閉店。
途方に暮れて、スーパーで買って見るも美味しくないし、意を決して専門店に行くと目を見張るいいお値段。そうか、中国茶をこよなく愛し、生産者と信頼関係で結ばれて、しかも大仰な店構えをせず、ひたすらお客さまにお茶に親しんでもらうことに心を砕いている藤原さんだから、お値段もすごく良心的だったのねとあらためて気づき、以来、お顔を見てお話しできないのは淋しいけれど蘭亭さんからネットで取り寄せるようになりました。
その後、しばらく期間限定で再び学芸大学にお店を出されていましたが、それも5月でいったん閉店されるということで、それではと今回の催しにお茶淹れをお願いすることに。
10日(日)と11日(月)は、いついらしても、美味しいお茶を召し上がっていただけます。もちろんかしこまった作法はいりません。
2012年台湾春摘み烏龍茶「翠玉」や、

「間に合えば」いま生産中の「東方美人」や、

我が家御用達、毎日がぶがぶ飲める「ガブのみ烏龍茶」など、

いろいろなお茶を持ってきてくださると思います。お気軽にいらしてくださいね。
そうそう、リーズナブルと言えば、豊田さん、大塚さんのうつわも、ほんとにいいの?というほどリーズナブル。こちらもどうぞお気軽にごらんにいらしてくださいね!
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