明日から、福田貴子さんの個展です。 |
明日からのDipsum福田貴子さんの個展の準備が、明るいうちに概ねできました。
はや!
そうそう、いつも布ものや、身につけるものの催しのとき思うのですが、新聞紙の梱包をひとつひとつ剥かなきゃならない割れものと大違い。搬入搬出、なんてスピーディなんでしょう。
というのは余談。
福田さんを知ったのは、おととしの「オトコモノ展」のときのこと。PARTYではおなじみの武井春香さん、オオサカノリエさん、羌さん…などなど、参加していただく作り手の人選をしていたとき、「素敵な革の作家さんいないかな」と探していたら、武井さんが推薦してくれたのが福田さん。
HPを拝見したらとても素敵。でも、恵比寿三越なのでも新作展をするほどの作家さんだから、お忙しくて断られちゃうかななどなど思いつつ、おずおずとお願いすると、オトコモノというテーマに「わたしのは、女性っぽいと言われますが…」と、ためらいながらも快く承諾してくれました。
そして、お目にかかった福田さんは、控えめでにこにことして、お母さんになったばかりと思えない可愛らしい人でした。
それで、一昨年のオトコモノ展に参加していただいて、引き続き、震災直後の「文具展」に参加していただいて(栃木に住む福田さんはご両親のお家に被害があって大変だったのですが)、今回、初めて個展を開いていただくことに。
それというのも、HPやDMにも書きましたが、身近に武井さんや薄井さんなど、素敵な織もの、布ものの作り手が多くいて、使ううちにその軽さに慣れて、ここ数年、すっかり持つことの無くなった革のバッグを、福田さんの作品を見ているうちに欲しくなって、黒い斜め掛けをひとついただいたら、以来、手放せなくなったから。
軽くてしなやか、シンプルで服を選ばない。福田さんのバッグをかけていたら「わたしも欲しい」と言う方、続出。常設に少しずつ入れてもらうことにしたけれど、う〜ん、もっといろいろ見たい、お客さまに見ていただきたい、というわけで、個展をお願いしたのでした。
お店に来ているもののかたちや色は限られているけれど、このかたちをこの色で、とか、もう少しショルダーを長くとか短くとか、オーダーも大歓迎。だから、初日に走っていらっしゃらなくても買えないことはないけれど、チャーミングな福田さんに会いたい方、および、うんとわがままを聞いて欲しい方はぜひ、在店日の9日か10日にいらしてくださいね。
あ、写真の手前のスペースのしている部分、福田さんが明日最後の追い込みで作った作品を持ってきてくれます!
福田さんのHP も、合わせてご覧ください。
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