2011年 09月 03日
プレーンなグラス。 |

伊藤嘉輝さんと沖澤康平さんの、シンプルなグラスをアップしました。
個人的に、基本的に、クリアなシンプルなグラスが好きです。
毎年の個展で多種多様なグラスを出してくれる伊藤さんの今年の新作の中で、いちばん好きだったのがこのやわらかなかたちのシンプルなグラス。定番になるといいなと思って追加発注しました。
「なるといいな」というのは、お店の定番になるかどうかはお客さまの支持があってこそだから。店主が「いいな」と思うものと、お客さまが「欲しい」と思ってくださるものが、必ずしも一致しないのが、長く店をやっていても難しいところ。
もうひとつ、沖澤さんのグラスも6月の3人展でたくさん出してくれた中で、いちばん好きだったもの。
角形や泡のラインが入ったもの、縦モールのものなどなど、個性的なデザインのシリーズを展開する沖澤さんですが、こんなプレーンなものを見たのは初めて。肩の力がスッと抜けたような、てらいないかたちのこのグラスに、3人展の参加者だった加藤かずみさんもわたしもすっかり魅かれてしまったのでした。
でも、プレーンなグラス。グラスだけでなく、ガラスだけでなく、モノづくりはすべて、じつはプレーンなものがいちばん難しいのだと思います。プレーン中で、どれだけその人ならではの魅力を出すか。微妙なかたちやサイズ、質感、色味…人の心に響く何か。
響くもの、響かないもの、長く愛着を持てるもの、持てないもの。その違いがどこからくるのか、長年うつわやをやっていても、やっぱり定かにはなりません。
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by utsuwa-party
| 2011-09-03 17:39






