織部、ルリ黒。 |

粉引き、灰釉、鉄釉と、幅広くこなす増田勉さんですが、織部の美しさも格別。
「増田さん、織部の飯碗も出してくださいね」。今回も事前にお願いすると「織部…どうですかね」と意外な反応。「織部の緑、ごはんに合わないんじゃないかと思うんですが」。
いえいえ、そんなことないです。ごはんの白、映えると思う。というか映えます!わたし、使ってますもん。ずっと前に常設用に作ってもらった増田さんの織部の飯わん。ひとつ、使ってみたくてゲットして、以来、愛用してるのです。
というわけで、作ってもらった織部の飯碗。今回のはちょっと大振りだから、炊き込みごはんや小どんぶりにも使えそう。昨日、いらしたお客さまは「お茶漬け用」と、嬉しそうに買って行ってくれました。おいしいお茶漬け、召し上がったかな?これからは、お豆ごはんもいいですね。

もうひとつ、ごはんに合わないと思い込みがあったのは、田谷さんのルリ黒。限りなく黒に近い、深くて美しいこの色も、田谷さん的には「ごはんに合わない」と思い込まれていたけれど、あるとき、お客さまのリクエストで試してもらったらそれは素敵な飯碗に。余分に作ってもらったものも、常設で間もなく完売して、今回は自信を持って(?)増田さんと同じく小どんぶりサイズが登場しています。ちょっと少なめの天丼とか親子丼とかにもよさそう。

淡い色が多い飯碗たちの中で、織部とルリ黒。くっきりと、アクセントになってくれてます。
織部といえば、もうひとり、この人、橋口信弘さん。
今回も橋口さんならではの、表情ゆたかな織部の飯碗をたくさん出してくれました。可愛いなあ…。
開店間もなくから、もう20年近いおつきあいになる橋口さんだけど、なんだかだんだんうつわの愛らしさが増していくみたい。
橋口さんの飯碗は、小鉢としても重宝します。

今日の朝ごはんは、麦入りごはんにとろろ。夕べ煮た肉じゃがとカレイの粕漬け。
相棒も仕事のミーティングとのことで、土曜日だけど7時の食事。日がずいぶん長くなったけど、まだちょっと明けきらない光の中です。
いまごろ眠い。。。


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