2010年 09月 19日
週末ごはん。 |

土曜の夜ごはん。
お店を閉めて、ちょっと買い物して帰ると軽く8時は回ってしまうから、出来合いを買ってしまうことも多かったけど、それも飽き、このごろは遅くなっても作ることにしています。だって、基本、二人で家ごはんは週末だけ。それもできないこともあるから思えば年に数十回のこと。真面目にやらなきゃね。
なぜか、相棒が以前買っていた玉村豊男さんのヴィラデストのレシピ本。この前行ったので改めて見返してたら、炙りマグロとアボカドのお料理が出てました。マグロとアボガドはするけれど「炙り」はやったことがない。美味しそう。と、デパ地下でマグロのさくを買って帰ることに。
もう、安くなってる時間かな?と思ったら下がっていたのは「本マグロの中トロ」だけ。これ、炙りにしちゃうかなあ。でも、半額で安かったので、エイ、やっちゃおう。
「ねえ、本マグロの中トロ、炙っちゃうのもね」「普通、炙らないだろ」「と、思ったけど炙っちゃった」「え、これ、そうなの??」
ワサビ醤油+オリーブオイルで美味しくいただきました。
長いこと、ヘビーローテーションで使ってる福永さんの鉄彩八寸皿。

先日、泊まった鹿教湯の三水館でサラダの取り皿に出て来た藤塚さんの白磁しのぎ5寸皿。PARTYでも長く扱わせていただいていて、もう見慣れていたけれど、外で出会うと改めて素敵。欠品してたので、帰ってすぐまたお願いしました。やっぱりいいお皿はちゃんと定番で揃えておかなくちゃ。

福永さんちでたくさんもらって来たジャガイモが、冷蔵庫にまだありました。使わなくっちゃ。
普通の肉じゃがじゃつまらないので何となくトマト入れて作ろうと思い立ち、何となくお肉は厚めの豚バラがいいと思い、豚バラを厚く切って一度炒めて焦げ目を付けて脂を落とし、ル・クルーゼでジャガイモを炒めてプチトマト、レンコン、再度、お肉を入れてほんの少しのお水で蒸し煮。煮えた頃、薄口しょう油とお塩だけで味付け。なかなか美味しくできました。
またまた照井さんの白い盛り鉢で。

トマト肉じゃがに全部入れるつもりだったレンコン。切っていたら、急に素揚げが食べたくなりました。素揚げしてお塩をかけるだけ。これが絶品。
清水なお子さんの長皿に。

育ち過ぎたうちのキュウリ。
「糧」で食べたマスタードドレッシングを思い出しつつ、おダシとマスタードとお醤油少しを混ぜてみました。きっと別ものだけど、美味しかったからいいや。
照井さんの青いフチの碗で。

亡くなった青木亮さんの片口。青木さんは片口の名手でした。
「青木さん死んでから、使えなくなっちゃったんだよな〜。もう手に入らないし」と親しい人たちも言うけれど、うちでは相棒がいとも無造作に使ってくれます。それでこの片口もずいぶんい味付いて来たから、まあ、青木さんも喜んでるな。
しかし、相棒に後片付けをまかせてダウンしたりすると、翌朝、積み上げた洗い物のてっぺんに、片口が微妙なバランスとって乗っていたりして、息が止まりそうになったりします。
青木さんの形見の片口が…。

お酒は、けっこう無節操に選ぶけど、ここしばらく頻度が高いのがこの「鶴齡」。
以前、お酒の好きな藤塚さんに送ったところ「あれからハマって、取り寄せてるんだ」と言ってもらってガッツポーズ。
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by utsuwa-party
| 2010-09-19 14:11