こどものうつわ、搬入です。 |

あさってから、こどものうつわ展。午前中に5箱、荷物が届きました。このごろちょっと体力なくて(笑)、搬入は2日前までにしていただいてるのです。
昨日の夕方電話をくださって「これから出します」と言ってらした大野木工さん、佐藤綾子さん。岩手勢の箱もあります。あれから出して、もう来ちゃうんだなあ。いつもながら、宅急便の早さに敬服。

おととい届いた尾形アツシさんの作品たち。
去年はひとり息子の「カンくん」が描いた絵をお手本に、可愛い絵入りのお茶碗やお皿を作ってくれた尾形さんでしたが、今年は「こどもでもちゃんとしたものを」と大人のうつわをそのまま小振りにしたような渋めのものを送ってくれました。
去年は「大人のものを縮めたような」うつわを作ってくれたけれど、「今年はお子さんにも喜ばれるように」とクルマやお家のかたちのお皿を考えてくれた照井壮さんと好対照。
どんなうつわをこどもに使ってもらおうか、作り手もあれこれ迷っているんだな。だけど、迷うのはそれだけ一生懸命だから。ちょっと微笑ましくなります。
わたしは子育てをしたことがないけれど、自分だったらどんなうつわを選ぶかな。
大人と同じようなほんものに、小さい頃から触れてもらうのもいいと思うし、やっぱり可愛いものを与えて、日々、たのしく使ってもらうのもいい気がする。
どちらにしても大事なのは、お父さんやお母さんもそのうつわを好きで、大切に使う気持をお子さんに伝えてくれることではないかと思います。そうやって親子で愛着を持って使ったうつわならば、渋いものでも可愛いものでも、きっといつまでも温かな思い出として心に残るもの。そして、たとえ割れてしまっても、お子さんにそんな気持を持ってもらえたなら、うつわもきっと本望だと思います。
さて、これから新しく着いた荷物、解きます。

お客さまからいただいた手づくりのりんごのケーキ。しっとりやさしい季節の味です。明後日からのお茶菓子にさせていただこう。。
PARTYのHPに戻る