インチキジェノベーゼ。 |
いろいろ準備をしているうちに遅くなって、あ、ごはん食べなくちゃ。
今日は市場でまた思わずバジルを買ってしまったので、夜はパスタのジェノベーゼと決めていたのだけど、ひとり分だけ作るのにフードプロセッサーを使うのが億劫になって(作るのはあっという間だけど、洗うのが面倒。これが優秀なるクイジナートの泣きどころ)バジルとニンニクと松の実を刻んで作ってしまいました。
これはときどきやる手なのですが、しっかり細かく刻まないとバジルは苦いし、ニンニクはきつい。でも、パスタを茹でている時間、のんびりできるからけっこうたのしい作業です。
そうだ、ついでにパルミジャーノも刻んじゃお、と、一緒のまな板で、もう、かなり古く固くなったのを刻み込みました。
(余談ですが、わたしはかなりパルミジャーノが好きで、あらゆるパスタにたくさんかけてしまうのですが、あるとき、ちょっと気取ったイタリアンレストランでウエイターさんが「粉チーズをかけますか?」と、チーズおろしを持って来てパスタの上に降り注いでくれたとき、どうした加減かぼっとんとチーズの塊が落ちて、彼は恐縮していたけれどすごく嬉しかったのを憶えています。)
脱線しましたが、そのバジルとニンニクと松の実とパルミジャーノと、同じく今日、市場で買ったミニトマト(市場は正直で、季節が終わると大きなトマトは一切ないんです。でも、ミニのほうが味が濃いからお料理にはうってつけ)をボウルに入れて、湯で上がったパスタ(今日は大好きなリングイネ)を入れて、オリーブオイルを注いで塩こしょう。
というわけで、これとスーパーでディスカウント「100円」のカツオをカルパッチョにして、きょうのわたしの晩ごはんでした。
(パスタのお皿は中尾さん。パスタに、カレーにetc、長年、もっとも使用頻度の高いうつわのひとつです。)
