食事当番。 |
母の左手骨折で、店の2階の実家に泊まり込んで10日あまり。
思えば実家では概ね料理上手の母が作ってくれるし、一人暮らしをしている時期も週に何度かは友だちと食べに出たりしたし、人生でこんなに真面目に毎日、食事の支度を続けたことはなかったかも。
お料理は好きなのでいまのところ苦にならず、昼間、支度ができないので、毎晩、食事が終わると片付けがてら翌日の下ごしらえ…。冷蔵庫隙間恐怖症(つまり、がんばって締めないと締まらないほど、冷凍庫と野菜室がいっぱいでないと気がすまない)の母の在庫と新たに買い足したものを効率良く使いまわして行くことに醍醐味を感じて生きてます。
長年、PARTYのうつわの愛用者であるありがたい母だけど、いちばん好きなのは中尾雅昭さん。ゆえに食器棚のいちばん取りやすい位置に、中尾さんのうつわがずらり。せっかくなので夕べは中尾さんシリーズで決めてみました。
上の画像はブロッコリーとレンコンのアンチョビガーリック炒め。やわらかなイエローは、中尾さんならではの元気の出る色。う〜〜ん、この味、ワインにぴったり。晩酌の相手がいなくて残念。
やわらかな京水菜を、すりごま、オリーブオイル、塩こしょうだけで和えたシンプルサラダは、高橋みどりさんの「伝言レシピ」から、わが家の定番になったメニュー。中尾さんの鮮やかな緑のお皿は、白、赤、茶色…、どんな色のお料理もぴったりだけど、わたしはとりわけ緑に緑が気にいってます。
ちなみにこの日のメインは、野菜カレー。
今朝は寒いので蒸し野菜。伊豆のおじさんの畑で引っこ抜かせてもらったチビニンジンが嬉しそう。好きなドレッシングか塩こしょうで食べます。当然食べきれないので、晩ごはんのサイドディッシュに。
毎日真面目にお料理生活、またしばらくは続きそうです。
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