馬野真吾さんのうつわをアップしました。 |
さて、馬野真吾さんから届いたうつわをアップしました。

去年13月、PARTYで初めての個展を開いてもらった馬野さん。まだ、名前の知られていない若い作家さんだから、お客さま、来てくれるんだろうかと、惚れ込んで2年越しで口説き落としたにもかかわらず、間近になってめちゃめちゃ心配していた店主ですが、ふたを開けたら大盛況。

いつもニコニコしてるけど、恐ろしく無口。とみんなが思っているうまちゃんなのに、益子の陶器市で知り合ったというお客さまがわんさか来てくれて、店主の意気込みに気圧されて(?)PARTYのお客さまも来てくれて、さらに驚いたことに「通りがかり」の方もうつわに惹かれて立ち寄ってくれて、店主が言い続けている「重い、重い」という難点をものともせず、たくさんの作品が旅立ちました。

また驚いたと言えば、馬野さんの個展をやる、ということで、益子の作家仲間たちがとても喜んでくれたこと。ろくろがダントツ、いいものをつくる、おそらくその人柄も相まってのたくさんの応援に、こちらがジンとしてしまったことでした。

その馬野さんがもうじき益子を離れ、奥さんで陶芸家であるの宮川裕美子さんのご実家のある徳島に引っ越します。裕美子さんのお家は農家だし、その周囲からもうまちゃんのこだわる木灰が手に入りやすいということと、いつか薪窯を作るための土地があること、彼の故郷の広島も近くなるということで、わたしたちにはちょっぴり寂しいけれど、希望に満ちた旅立ちです。
というわけで、今回届いたのは益子での最後の窯。コロナで陶器市がなくなって、WEB陶器市はあったけれど、その作品のいくつかがPARTYにも届きました。

木灰とひたむきに向き合った、てらいないうつわです。重くて無骨にも見えるけど、あたたかく存在感あるうつわです。
ぜひ、おうちに迎えてくださいね。