田谷さんのルリ青。 |
梅雨に入ったとたんの「中休み」。気温も上がってすっかり初夏。そんな陽気に誘われたのか、今日はずいぶんガラスがお嫁に行ってくれました。嬉しい。
うちの食卓でも、ガラスや磁器のうつわの出番が多くなりましたが、その中で健闘(?)している土ものが田谷さんのルリの鉢 。先頃入荷したばかりだけど、買ってくださったお客さまが、さっそくお料理を盛った写メを見せてくださって、それがあまりにきれいだったので使ってみたくなったのです。
もう長いこと、折に触れ、扱かわせてもらっている田谷さんのルリのうつわだけれど、そういえば、まだ使ってみてないし、なんていつもながら心の中で言い訳しつつ。
田谷さんのルリには、黒に近いルリ黒と、ちょっと明るいルリ青がありますが、これはルリ青。
爽やかにしたい朝の食卓には、白っぽいうつわを使うことが多いけれど、ルリが入ると、なんだかパキッとして、溌剌したリズムが生まれます。彩りの寝ぼけたおかずも、生き生きと見せてくれます。今朝はキャベツの卵とじ。
でも、ほんとはこの鉢、田谷さんのネーミングでは「カレー鉢」だから、今度はカレーも盛ってみよう。うん、きっと似合いそう。
うつわだけでなく、布ものたちも元気な近頃のPARTYに、また織りのニューフェイスが加わりました。藤本節子さんのバッグです。
清水さんの個展に来てくださった陶芸家の浜野マユミさんが持ってらしたバッグが魅力的だったので、思わず「素敵ですね」と声をかけたら「これは、一緒にふたり展をした作家さんのものなんです。いまとても気に入っているんです」と、嬉しそうに言って、紹介してくれたのです。
作者の藤本さんは、富山で活躍されていた方。最近、ご主人のお仕事で埼玉に越していらして、ちょうど扱うお店を探しておられたようです。よかった!
さっそく、店に仲間入りした柿渋染めシックな織りのバッグ。皮用の裏で補強されて、とても軽いけど丈夫そう。う〜ん、眺めていると、また使ってみたくなってしまいます。
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