朝の中華おこわ、と、電子レンジ問題。 |
駅から来て、PARTYの5件ほど手前の支那そばや「嚆矢」(こうし)は、ラーメンもさることながら、日本酒、焼酎の素晴らしい品揃えで知る人ぞ知る店。いつも目新しい旬のお酒を揃えて、ひとりひとりの好みに合わせて出してくれます。
その絶品のお酒の相方としてこれまた絶品なのが「ちゃあしゅう」。鶏のちゃあしゅうも、手羽先や、ネギワンタンもおいしいけれど、わたしはやっぱりジューシーなちゃーしゅうファン。時々、お土産に買って帰ったりもします。
先週末も相棒の夜食に持ち帰ったのが冷蔵庫に残ってたので、思い立って夕べから仕込んで、今朝は「中華炊きおこわ」。たっぷりと野菜の入ったスープを添えて、温かスタミナ朝食です。年明けからハードワークの相棒は、おかわりして出かけて行きました。
ところで、うつわの扱いでしばしば話題になるのが「電子レンジかけていいか?」。
磁器は金彩銀彩を除いて(金銀はバチバチと反応して黒くなったりします)問題ないですが、土もの、とくに貫入の入ったものなどはもろくなると言われ、一般には使用しない方がいいとされています。
でも、わたしは電子レンジ、入れてます。福永さんのも村木さんのも、だいたいの作り手のものをへっちゃらで入れてしまってますが、まだ、どうにかなってしまったことはありません。
出勤前の朝、腹ぺこで遅く帰る夜、一刻を争う(?)ひとときのごはんや残り物の温め直しにいちいち容器を変えてチンは面倒。でも、そんな慌ただしい日々だからこそ、好きなうつわで和みたいと思います。
電子レンジの悪影響について正しい知識はないけれど、けしてお客様に勧められることではないかもしれないけれど、でも、気を使われ怖がられ、出番が少なくなったり、買う時点で敬遠されてしまう方が、うつわにとって可哀想な気もするのです。
というわけで、きっと残った中華おこわは明日、誰かのお茶碗でチンされて食卓に登場します。
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