2007年 06月 06日
まずい! |
きのうは新規オープンする知人のお店にお皿を納品後、クルマで出社していた相棒に拾ってもらって帰りました。ウイークデイの8時に帰ってくるなんて希有なこと。夕食の献立を考えていなかったのでスーパーに寄り「何食べようか」。
「豆腐」。「アボガド」。それぞれ思い付くまま、手のかからないものをカゴに入れたあと、焼そばしようか、と最初に料理に意欲を見せたのは彼。いいねいいね。即座に作ってもらうモードになるわたし。あ、空豆やってみようか?と、副菜を思い付いたのも彼。前の日、手に入れたばかりの船田さんのレシピにあった炒り空豆のことです。(空豆って、最初、小さいうちは空に向かって成るから、その名が付いたんですって。NHKでやってた。余談)
結局、仕事で「疲れちゃった」から早く帰って来た彼なのに、わたしがちょこちょこ「手のかからないもの」と空豆の下ごしらえをしたあと、シェフ交代。
ちゃっちゃっ、と、手際よく空豆をオリーブオイルで炒めて塩コショウ(それだけで、とても美味しい!)。冷ややっこと「アボガドのケッパー風味」(これだって最初にやったのは彼。)と並べて飲んだら、〆は焼そば。キャベツやセロリ、長ネギ、ショウガを刻んで、豚コマはそれだけ別に炒めてカリッとさせて(びっくり!)、野菜と炒めた焼そばに加えます。味付けは塩コショウであっさりと。。。
わたしは周りをちょこちょこ動いて、前のお皿の片づけや新しいお皿の用意役。
嬉しい。美味しい。でも、これってまずくない??
このごろ、ふたりで疲れて「何食べる?」の日は、大抵彼が何か作ってる。
だんだん慣れて期待している自分が恐い。だんだんお料理を思い付かなくなってる(あるいは考えなくなってる)自分も恐い。ごめんね〜、60才からちゃんとやるよ。
家で洋裁のお店をしていたわたしの母は60歳で引退してから、もともとのお料理好きに拍車がかかり晩酌を楽しみに帰ってくる父のため、せっせと新しいお料理を作っていたから。「わたしもそうするわ」
と、すかさず「60からそんな生活したら、すぐ死んじゃうよ」と、メタボな彼。
そりゃそうか。じゃ、やっぱりいますぐ反省して「シェフの座」を守るとするか。
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by utsuwa-party
| 2007-06-06 14:11