2007年 03月 02日
「実験」の夜。 |
パスタを作ろう、と心に決めて帰った昨日。新しく入ったインドネシアのサオのフォーク でパスタが上手に食べられるか、どうしても試してみたかったのです。
木のカトラリーは、口にもうつわにもあたりが柔らかくていいけれど、比較的、先の隙間が大きくて塗装がつるりとしてるのは、パスタもつるりと滑り落ちて使いものになりません。
三谷さんなど、素敵なパスタフォークを作られる木工家の方はいらっしゃるけれど、もう少し気軽に手に入るもので、いいのはないかと思っていたのです。
そんなとき展示会で出会ったのが、このカトラリー。担当の方に「パスタ食べやすいですか?」と訪ねたら「いや〜、食べたことがないので」というお返事だったけど、パスタ好きとしてはパスタに使えないフォークはフォークじゃない。でも、わりとマットな塗装の仕上げだし、形状的にもなんだかいけそう!と少量仕入れてみたわけでした。それで、さっそく夕べは実験。
結果はまずまずで、クルクルときちんとは巻けないものの、苦労することなくパスタ一皿制覇。ひとまず合格の使い心地です。持った感触もやさしい感じ。
パスタは、冷凍庫にあった(それ、多いですね。帰りが概ね遅いので備蓄があるんです)カキと冷蔵庫でしおれそうになってた菜の花とカブ。
オリーブオイルにニンニクを入れて熱し、サイコロに切ったカブと洗ったカキを入れて炒め、白ワインを注いで火を通し、一旦カキを取り出してブイヨンを少し注ぎ、カブを煮込みます。カブが柔らかくなったら、カキと下茹でした菜の花を加えて塩こしょうで調味。茹でたパスタをからめます。
このブイヨン。日経新聞に折り込まれて来るマガジンの味の比較のコーナーで、たくさん星をもらってたもの。気になっていたら成城石井で見かけたので買ってみました。淡白なパスタソースだったから、野菜ベースのやさしい味が邪魔にならなくてよかったみたい。
と、まああれこれ「試験」の夜でしたが、パスタも美味しくてできてご機嫌!
(ワインを入れたのは寺西将樹さんのスタッキンググラス 。カジュアルなワインは、よくこれで飲みます。あ、パスタのお皿は、中尾さんのもの
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by utsuwa-party
| 2007-03-02 20:47