2015年 08月 03日
再び裏磐梯へ。 |
金曜日から2泊で裏磐梯に行ってきました。
2年あまり前、母と泊まってその居心地のよさにぞっこんになってしまったホテリアアルト。
裏磐梯の自然とどこかのどかな土地柄と相まって忘れがたい場所になり、どうしてもまた、今度は相方と訪れたいと思い続け、今年はじめ、ようやく実現したものの「雪道をクルマで走ってみたい」という彼の希望で出かけたその日は折しも東京も朝から雪。望み通り、雪道走行の性能は試せたけれど、裏磐梯が降りしきる雪で、間近にそびえるはずの磐梯山も影すら見えず、2日目周囲のドライブに出かけてみたものの、大きな桧原湖もどこにあるやら景色も見えず、次第に道まで見えなくなって断念。
その分、暖炉の燃える温かなホテルで本当にのんびり過ごせたのはよかったけれど、でも、今度はせめてどんなところにいるのかわかるときの来ようねとリベンジを誓ったのでした。
そして、今回。
真夏の太陽の中、東北道をひた走り磐越に入って猪苗代へ。そこから冬期通行止めのゴールドラインを通り、磐梯山を仰ぎ見ながら、これまた冬期通行止めの桧原湖畔の道へ。道の先の歴史館の中にあるSio-YAで湖の絶景を眺めながら、念願の山塩ラーメンを食べ(一度目はお休みで、二度目は通行止めで、やむなく道の駅の山塩ラーメンを食べた。それはそれでおいしかったけど)、桧原湖をぐるり一周して、冬期休館だったダリのコレクションの諸橋美術館へ。
1日目にして、冬のリベンジをほとんど果たし、早い時間にチェックイン。
陽気な支配人は、冬の来訪をよく覚えててくれて、宿帳の記入さえ省略してなじみのように迎えてくれました。温泉で汗を流し、湯上がりにラウンジでいただく生ビールもここのたのしみ。
明るくて木の匂いがして、コーヒーのマシーンもあるお部屋はもちろん、ラウンジも、まるで自分のうちのようにくつろげるのがここの最高に素敵なところ。
そして、たのしみなディナータイム。
ひとつひとつサプライズがあって、シェフのお料理に対する愛情と、お客さまをたのしませたい一心が伝わってくるようなメニューにおしゃべりも弾み、毎夜、食堂の最後の一組になりながら、しあわせな夜が過ぎて行きます。(ほとんど写真撮り忘れたのでした。)
盛りだくさんで、ヘルシーな朝ごはんのあとは、今回はいざ五色沼トレッキングへ。
始まりの毘沙門沼からその湖水の色に目を奪われ、ひとつひとつ景色はもちろん色も違う沼に感動し、木陰の涼しさに和みつつ、いつの間にか最後の柳沼。
そこからほど近い裏磐梯高原ホテルの沼と磐梯山を見渡す絶景のラウンジでひと休み。
休憩所で軽いを昼を食べたあと、再び探勝路を引き返して一路ホテルへ。ホテルから往復約10kmほどのトレッキング。
汗を流して、また生ビール。
午後はベッドにひっくり返って本を読み、佳境の仕事から強行脱出して来た相棒は爆睡。
そうして、ゆるゆる2日目が暮れて行きました。
3日目は、帰りの万が一の混雑と翌日からの仕事に備えて早めの出発。
終わってしまえばつかの間だけど、思い切りのんびりできた裏磐梯の休日。
相棒は五色沼が気に入って、今度はスノーシューで歩きたいようだから、また雪のころ訪ねます!
桧原湖周遊の森のくまさんバス!
by utsuwa-party
| 2015-08-03 17:08