2011年 02月 24日
豆、皿。 |
酒器展のとき、酒器と併せて長谷川奈津さんが出品してくれた灰釉の豆皿。
愛らしいかたち、ほんわりとやさしい色あい。心惹かれて最後に残った中から、ひとついただきました。ほんとに小さいから薬味かお塩を入れるくらい。と思いつつ、買ってくださった男性のお客さまとメールでやり取りの機会があったので、ふと「どうお使いですか?」と伺ってみたら、ウイスキーのおつまみのナッツや柿の種を入れるそう。おつまみがあるうちは飲んでしまうから、小さいのがちょうどいい…というお話でしたが、うちじゃあ無理だな、絶対足りない、と思いつつ、ある晩、相棒の好物のお豆を盛ってみたら、あら、けっこう入るのね。それによく合うこと。
以来、なっちゃんの豆皿は、文字通り「お豆のお皿」になったのです。ただし「ひとり一盛りね」と言いつつおかわりしたりしてますが。
もうひとつ。
浄法寺に行ったとき、あまりの可愛さに惹かれて買ってきた玉山保男さんの豆皿。ときたま「味噌漬け豆腐」を盛ったり、香の物ちょっと盛ったりぐらいで使い道に窮していたけれど、これまたお豆を盛ったら可愛いこと。
というわけで、お豆のお皿がもうひとつ。どれだけお豆好きなんだ。
熱燗が美味しい季節になってから、遅くに帰ってもついつい相棒と一杯やってしまう。それが1日の〆のたのしみ、と、からだには良くない習慣がついてしまいました。でもまあ、リラックスするからいいか、などと言い訳しつつ。
二人で飲むから、コストパフォーマンスで一升瓶。いまは蔵元が切磋琢磨でおいしいお酒がいっぱいあるから、いろいろと楽しみたい、ということで、ミーハーながらdancyuなんか見て(いまでてる号)お取り寄せをしています。こういうの好きなのはわたしで勝手にやるから、相棒はうちの冷蔵庫のこと、終わったら次がでて来る「ドラえもんのポケット」と思ってるらしい。
いま、飲んでいるのはこの伯楽星。宮城のお酒です。上品でやわらかな香りと、きりっとして透明感のある(とわたしは思う)飲み口。気に入ってます。
なっちゃんのあめ釉のとっくりは、酒器展の会期中から相棒が気に入っていたけれど、当然、ご注文が入って「やっぱりね」と諦めたところ、訳あってキャンセルになり、うちの子になったという曰く付き。二人で飲むには若干、小ぶりだったり、少し重かったりするけれど、なっちゃんびいきの相棒はものともせず嬉しげに、このところこればかり使っています。
ということで、今日はお酒の時間のお話でした。
今度、「お酒のうつわ」のページを開設します。
PARTYのHPに戻る
by utsuwa-party
| 2011-02-24 15:39