2011年 01月 17日
旬のお酒を味わう会。 |
おかげさまで定員を超える人数の方に集まっていただいて、賑やかでたのしいひとときになりました。
お酒のセレクトは支那そばや「嚆矢」の柴田さんに、お料理は「糧」の山口さんにお任せし、大船に乗ってのんびり構えているはずでしたが、直前の打ち合わせで山口さんから、メニューは6品、そのうち4品は一人分ずつそば猪口や小皿にもって出そうと思うんです、というお話が…。
それは食べやすいし、可愛いし…。が、それってうつわが人数分×4+取り皿、ぐい吞みも人数分!!クラクラ。とはいうものの、せっかくの素敵な提案です。うつわやさんの意地にかけ(?)、前の晩からお皿や猪口を総動員。おなじみともちゃんに助っ人を頼み万全の体制で会の始まりを待ったのでした。
しかし!
山口さんともちゃんの連携で、手際よくお料理を盛ったうつわが並んだのに、カメラが電池切れ。
不覚!
それで、慌てて充電したものの、撮れたのはお料理がだいぶ皆さんのお腹に納まった頃でした。
テーブルを埋めたうつわたち。可愛くもあり壮観でもあり、たのしかったのにな〜〜。
ともあれ、バラけたけれど、お料理紹介。
上が、山口さんが書いてくれた簡単なメニューです。(字が可愛い)。
今回は「家庭で簡単に作れそうなものを」とリクエストして考えてもらいました。
葉たまねぎのおひたし。
葉たまねぎを軽く茹で、お醤油味の出し汁に漬けたもの。お酒に合うと絶賛。
半熟卵のジュレがけ。
半熟の卵の上に、大葉、しょうが、ごまを混ぜたジュレを掛けて。写真撮れなかったけれど、そば猪口やグラスに入れたのも可愛かった!
新たまねぎとたらの味噌バター風味ホイル焼き。
甘みののった新たまねぎとたらと味噌バターソースをホイルに入れてオーブンで焼きます。
たらは他の魚介に変えても、もちろんOK。
カリカリに揚げた豚バラ肉と三色パプリカを南蛮漬けに。これをひとり分ずつ小皿に盛るという発想がチャーミング。染め付けや黒、朱塗りの豆皿、何に盛っても可愛かったです。
津田かぶの漬物とグレープフルーツ、生ハムのオリーブオイル和え。
漬物のアレンジの提案。取り合わせが新鮮で、それだけだとちょっとしょっぱいお漬物もサラダ感覚でいただけました。
もう1品、鮭腹身のかす漬け焼きは撮れなかった!(というか、わたしの口には入らなかった!と、嘆いていたら、冷蔵庫の中にまだ焼いていないストックがありました。やさしい山口さん)。
さて、お酒。
山女純吟 はしりざけおりがらみ「こんな夜に」 長野 黒松仙醸
な〜〜んて可愛いラベル!ちょっとだけ発泡性でやわらかく爽やかな味わい。
純米吟醸 初しぼり「白露垂珠」 山形 竹の露
「白露垂珠」!わたしの大好きなお酒です。やわらかな香りと飲みやすい味わい。
この季節、しぼりたて、にごり系のフレッシュなお酒がフレッシュなお酒が美味しい!というわけで今回も3本が濁ってました。
純米吟醸 おりがらみ無濾過本生「雪ほのか」 山形 竹の露
これも白露垂珠と同じ蔵。でも、同じ蔵、同じうすにごりでもこんなに違うんだ、というのがわかって面白い。こちらはちょっとしっかりとした味わい?
特別本醸造 美山錦 槽場詰め「相模灘」 神奈川 久保田酒造
酒造の跡取りの若い杜氏さんが醸し出す相模灘は、最近、絶賛の銘柄(嚆矢で)。
これは蔵元でしか味わえないしぼりたての醍醐味を届けてたいと槽場直詰めにしたもので、なかなか手に入らない限定品。それを柴田さんのおすすめでお燗にして味わっていただきました。う〜ん、とろける。ちなみにお燗番は最近、燗の腕を上げた相棒が相務めてくれました。
伍番純米「帰山」 長野 千曲錦
うすにごりが多いので、ひとつしっかりめのお酒を。ということで選んでもらったのがこの帰山。
しっかりめと言いつつ、飲みやすかった。最後、リクエストによりお燗も試して、これがまた美味。
それにしても、最近のお酒は名前が美しいですね。
寒い中お集まりくださった皆様、伊豆から参加してくれた村木雄児さん、柴田さん、山口さん、ありがとうございました!
ほとんどの方が閉会後、嚆矢に流れてました。皆さんイケますね〜〜、わたしもだけど。
さあ、あと約10日間。がんばります。お酒は完売だけど、皆さん遊びにいらしてくださいね。
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by utsuwa-party
| 2011-01-17 15:35